神下に計画されている、ミニボートピア(場外舟券売り場)建設に反対する陳情が7件出されていました。担当の建設委員会では9月28日、公明党とゆうあいクラブと新生会の4人が陳情採択に反対し、継続審査を主張しました。採択すべきと主張したわが党などの委員も4人いて、有井委員長の裁断で継続審査を決めました。それに対し、わが党などが本会議での採決で他の陳情と分離して採決することを主張、9月30日の議会運営委員会で継続審査を望む議員たちは委員会の決定を尊重すべきだとかなり抵抗をしました。しかし、採決を求めることは議会のルールなので、最後は分離採決に決まりました。本日、本会議で継続審査という建設委員長報告に賛成したのは、公明党(全員10人)ゆうあいクラブ(1人を除き9人)新生会(全員2人)計21人で賛成少数で否決されました。その後、継続審査をもくろむ議員が多数派工作をしましたが、「反対陳情を採択すべき」との議員は切り崩されることはありませんでした。結局、再開された建設委員会では市民が傍聴する中、ボートピア建設に賛否を明らかにせざる終えなくなり、継続審査を強く主張していた議員がそろって陳情採択賛成に変わりました。中区を中心に13,000人余の建設反対の声とわが党の田畑議員の毅然とした委員会での論戦で議会として全会一致で採択となりました。市民の目に触れないところでうやむやのうちに建設を進めさせようとする一部の人たちの目論見はもろくも崩れ去ったことになりました。ボートピア建設を国交省が許可する要件として①地元が賛成している②議会の反対がない③市町の同意があることとなっています。市議会が反対の陳情を採択したことで、この建設計画は崩れ去りました。メデタシ。