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Daily Archive10年11月7日



お知らせ ご案内 &正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 河田正一 on 10年11月7日

国保シンポ

11月6日、サンピーチで国保改善運動シンポがありました。主催は岡山県社会保障推進協議会です。講師は立教大学教授芝田英昭氏です。

民主党経験の本質について、財界の求める社会保障戦略と政府戦略の一致。1経団連「成長戦略2010」①企業の国際競争力の強化を通じた雇用創出、②成長戦略と社会保障、2政府・産業構造審議会産業競争力部会「産業構造ビジョン2010」、3政府「新成長戦略~元気な日本復活のシナリオ」、4経産省・医療産業研究会「報告書」これらに共通するのは、公的医療制度の外の世界を活用しながら、医療の産業化を進め、市場を拡大させるということです。

芝田英昭氏

具体的には、国民の負担増で市場を拡大するために、公的保険を縮小し、自己責任で医療福祉をさせることにつながる考えです。

国保はなぜ財政基盤が弱いのか。国保世帯平均所得は01年1,909千円が07年には1,669千円に240千円下がり、負担率は7.76%が8.73%に上がっている。つまり所得が減り負担が増えています。その要因として、無職世帯が57.1%、非正規労働者が18.4%と合わせて75.5%を占めてしまったのです。元々国保は、自営業者・農民などを対象にできたのに中身が変わってしまったのです。国保には企業主負担がないだけに国の手厚い補助がなければ成り立たないですが、次第に引き下げられたのが財政が成り立たなくなり、住民負担が増えることになったことの根源です。

講師の話に続いて、被保険者の実態、国保料引き下げ運動、キャラバンに取り組んで、国保の広域化について3人の方から報告がありました。

高すぎる国保料を引き下げるためには、国費4000億円で1人一万円の引き下げができます。米軍への思いやり予算などを削れば実現可能です。

当面岡山市として引き下げを求める十万人署名に取り組むことが必要です。

お知らせ ご案内 &正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 河田正一 on 10年11月7日

医療生協みつ支部結成

11月6日、医療生協みつ支部結成大会がレスパール藤ケ鳴で開かれました。医療生協は組合員の出資で運営する病院(協立病院・岡山東病院)や診療所(駅元・わかくさ等)、介護施設を持つ組織です。岡山医療生協は8ブロックに分かれていますが、みつ支部は43番目の支部です。みつ支部には8班ができました。

みつ支部班長達           

医療生協は組合員全員が出資し運営にかかわります。医師・看護師もみんな組合員ですので、対等に話ができます。また医療生協の病院は差額ベットがありません。個室は金がある人が入るのではなく、重篤な人が入ることになっています。お金があるかないかで差別されず、必要に応じて医療が受けられるようにとの思いで運営されています。御津地域の高齢化が進む中で、お互いが支え合う組織ができたことは大変喜ばしいことです。



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