昨夜に引き継いでTVドラマ「警官の血」をみました。親子3代にわたる警察官の物語です。警察内部の醜い内幕をあぶりだしているドラマでした。2代目の警察官が大学に潜入捜査し学生運動の情報収集するシーンは、当時学生運動をしていた私には、その時代を思い出させるものでした。権力の内部反抗の殺人事件ももみ消し、権力に都合が悪いものは罪も無いのに『冤罪』をでっち上げる(山陽本線痴漢冤罪など)警察の醜さを再認識するものでした。同じ日に放映された、警察官を主人公にした「本日も晴れ、異常なし」のドラマのような警察官も中に居るのでしょうが、警察機構全体は市民を監視弾圧する国家権力の組織であると改めて思いました。