11月15日(日)、兵庫県上郡町で産廃に関する講演会が開かれました。

私も講師としてお話をしました。会場には主催者の心配をよそに、300人以上が参加し、大盛況でした。

西有年(赤穂市)に計画されている産廃は、302万立方メートルの容量を持つ管理型最終処分場です。

岡山県備前市との県境から100メートルも離れていない場所で、近くには梨ケ原川が流れており、千種川にそそいでいます。

しかも、計画地の周辺は、計画面積の4.6倍もの土地が関連会社によって買い占められています。

開発業者は、西日本の大手産廃業者のグループなので、今後さらに大規模な計画が持ち上がる恐れもあります。

さらに、赤穂市の海岸部には、200万立方メートルの別の安定型処分場の計画も進められています。

この産廃施設は、日生などのカキ養殖への影響も懸念されます。

また、姫路市の夢前地区にも大規模な産廃処分場が計画されているとのことです。

それぞれの反対運動を成長させていくとともに、広く情報発信もしながら、お互いの連携を強めていくことが望まれます。