10月6日、日本救援会岡山西支部第1回大会が開かれ、来賓のあいさつをしました。

安倍政権の憲法改悪策動は、96条改正がうまくいかないので、法制局長官をすげ替えて「集団的自衛権」の名のもとに、自衛隊をアメリカと一緒になって海外で侵略戦争ができるようにする動き。秘密保全法をつくり、公務員に何も言わせないようにするだけでなく。国会議員の審査権を骨抜きにし、マスコミを黙らせてしまおうという魂胆。原発再稼働を進め、汚染水を海に垂れ流していることを世界に対し隠ぺいしようとすること。消費税増税は低所得者対策としては一回だけの1万円(年金受給者は1.5万円)の給付で済ませ、5兆円は結局儲かっている大企業の内部留保を増やすことになること、などを語りました。救援会岡山支部が岡山西支部となったのは、会員が増えたので、東と西に分けたからです。あと少しで県本部の会員が1000人になります。無実の人が冤罪で長期にわたり拘留されたり、労働者が一方的に首切りに会うことがなくなるように、さらに大きな救援会をつくらなければなりません。
総会の後、映画「日本泥棒物語」をみんなで見ました。「松川事件」を警察がどのようにでっち上げたかを映画にした、山本薩夫監督の作品です。主演の三國連太郎が、泥棒していた日に、事件を目撃したが家族との平穏な生活を壊したくないと、警察の言うとおり供述するが、最後に法廷で真実を語ります。”うそつきは泥棒の始まりというが、警察はうそつきだ”の言葉は説得力があります。今年は松川事件の無罪判決から50年にあたります。