3月10日、日本共産党岡山市議団控室に49歳の男性(Tさん)が訪れました。彼は大阪で10年間派遣で働いていたが、1月は4日しか仕事がもらえず、2月5日に住んでいた派遣会社の寮を追い出されました。それからは一日おきにネットカフェで寝て、食事も切り詰めながら職を探してはハローワークにも行きましたが、数十倍の申し込みで、この年では採用にありつけませんでした。3月3日、故郷の九州に帰って、親戚に頭を下げて、住むところを確保しようと思い立ちましたが、所持金が5千円しかなく、旅費が足りません。そこで、歩いて帰ろうと1日に1つの食パンを食べながら岡山まで昨夜たどり着きました。そうしたら足が動かなくなりました。目の前のサウナに誘惑され入り口まで行ったが、お金が足りないので公園のベンチで寝、早朝に目が覚めた時、死を覚悟し、汚い身なりのままでは親戚にも顔向けできないと、有り金をはたいて、風呂に入り、昼過ぎ岡山駅近くの踏み切りに立ちましたが、飛び込むことができませんでした。そのとき、1週間前に天王寺駅で見た共産党のチラシを思い出し、ダメモトと思い共産党を訪ねようと市役所に来たそうです。何とか今夜のねぐらを、派遣・労働者支援センターとも連絡を取り手当てしました。(続きはまた明日)