Category Archive産廃処分場
正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 &産廃処分場 河田正一 : 12年04月18日
産廃問題で当局と懇談
4月の異動以降、落ち着いて産廃課や環境局長と話をする機会がありませんでした。環境局長も産廃課長・課長補佐も異動で新しくなりました。今日午後、それぞれと話をしました。約3時間にわたって、地元住民の声を市長に直接聞いてもらう時間をつくるように要望をしました。秘書課長とも別途話をしました。
高谷市長に住人の生の声を聞いてもらいたいので、これからも粘り強く話を続けます。
明日改めて地元の人たちと一緒に市に要望書を提出する日時を決めてもらいに行く予定です。
正一と岡山市政、地域活動 &産廃処分場 河田正一 : 12年04月3日
産廃ウオークと交流
カタクリの花を見た後、大野の里(御津虎倉)に移動し旭川源流の碑から吉備新線まで歩きました。途中は急な登り道が続き約3キロ、激しく降る雨にずぶぬれになって、御津虎倉産廃計画地を眺めました。さらに、名ばかりの県道掛畑虎倉線を進み、吉備新線のすぐわきにあるSSK産廃処分場(足守、真星)を見ました。「安定型処分場の実態がよくわかった」「なんでこれが安定型と言うの」など参加者は処分場を目の当たりに驚きの声。
SSK産廃処分場
大野の里の人たちとの交流
昼食は大野の人たちの手作りのでカレーライスを食べながら地元の人や大野の里を共に守る活動をしている旭川流域ネットや野生生物を守る会の人の話を聞きました。参加者からは「学習が大切」「無知は罪になる」「騙されることは罪」など現地見学・交流が生きた声が多く聞かれました。
その後、御津河内の処分場計画地をまつだ牧場からジェラートを食べながら見ました。自然豊かな地を産廃で無残な姿にさせてはなりません。何よりも、岡山市民の飲み水を汚染させてはなりません。
お知らせ ご案内 &産廃処分場 河田正一 : 12年03月26日
カタクリの花と産廃場めぐりウオーク
4月3日(火)医療生協御津支部や岡山の水と緑と空気を守る会などが協同で御津を歩く会を開きます。
集合10時 御津公民館(御津宇垣) 飛び入り参加も可
行き先
・御津紙工のカタクリの花群生地―例年は見頃の頃です
・大野の里―旭川源流の碑
・御津虎倉産廃場(建設中)
・真星の既設産廃処分場―安定型処分場の実態を見る
・大野の里(公会堂)地元の人たちと昼食を共にして交流
・御津河内産廃場計画地
・まつだ牧場でジェラートを食べる
正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 &産廃処分場 河田正一 : 12年03月23日
河内産廃反対請願採択
2度に渡り委員会で継続審査とされていた御津河内産廃建設反対の請願が採択されました。委員会では自民党が反対し、4対3の小差で通りました。本会議では、34対8、棄権7でした。私は全会一致を目指して説得工作をしました。そうはならなかったものの、自民党の半数が棄権に回り,大差で採択されました。
市民の代表である議会が建設反対を表明したので、市長に対し許可をおろす事は慎重にするよう働きかけます。
お知らせ ご案内 &正一と岡山市政、地域活動 &産廃処分場 河田正一 : 12年03月13日
御津河内産廃設反対委員会採択
環境消防水道委員会では、継続審査となっていた「御津河内産廃建設反対」の請願が4対3に小差で可決されました。私は紹介議員となっていたのでよかったです。地元の人も傍聴しました。採択に反対したのは最大会派の「自民党・無所属の会」の3人です。聞くところによると、反対の理由が「議会が繁多して建設反対になると業者から議員が訴えられるかもしれない」ということだそうですが、なんとおかしなことをいうのだろうと思います。建設許可権限は岡山市長にあるのです。議会は市民の声を判断し、議員の態度表明をするのが陳情・請願に対する議員の責任です。3月21日の本会議ではどのようになるのかわかりませんが、全会一致で採択してもらいたいと願います。
正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 &産廃処分場 河田正一 : 12年03月11日
女性が行動に立ち上がる
3月11日、御津河内産廃反対を訴えるにはまずは学習からと地域の女性たちが中心となり、第1回の学習会が開かれました。約50人が集まりました。講師は産廃反対会議大智豊会長と私でした。女性がそれぞれ作ったチラシが3種類、手書きの大きな地図は絵画の得意な女性の作品で、黒板に張り出して説明にも活用しました。今まで、女性の動きが少ないといわれていた御津河内産廃反対運動も今日を境に動きが活発になると期待を抱かせる集会になりました。きしくも今日は3.11、昨年の東日本大震災から1年たちました。東日本の人たちの復興に向けての頑張りにエールを送るとともに、御津でも新しい戦いが始まった日となることを祈ります。
正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 &産廃処分場 河田正一 : 12年03月11日
質問時間が短い
3月9日、個人質問をしました。今議会から議会改革のためとの理由で、代表質問をする会派は個人質問の時間が30分から20分に減らされました。私は議会の自殺行為だと反対をしましたが多数決で決められました。2月議会は当初予算を審議する場なので多くの課題がありますが、1回目の質問が終わると残り時間は6分しかありませんでした。財政では、1997年の消費税が3%から5%になった後には6年連続で市民税が減少したことも明らかにし、消費税増税は税収増にならないことも明らかにしました。
再質問の時間がもっとあれば、経済政策・住宅リフォーム助成など聞きたかったのですが、あきらめて産廃問題に絞って、質問しました。
2月に視察した香川県綾川町の管理型産廃処分場が発がん物質を流し、下流の浄水場の水質検査で発覚したことを例にし追求しました。産廃の規制項目と水道水の環境基準が違い、廃棄物対策課が問題に感じていないこと。産廃業者は定期検査で発がん物質を検出していたが、水質基準を超えていないからとどこにも報告していなかったこと。処分場は埋め立て終了から19年経過しているが、いまだに水質が安定せず、処分場廃止届が出されていない。この処分場も建設当時は違法なものでなく、環境省が認めているものです。国の決めた法定受託事務であるからと、産廃処分場建設許可事務を進める危険性を指摘し、自治体の第一義的仕事は住民の安全を守ることであるので、このことを優先すべきであると追求しました。当局は、法定受託事務だからとの繰り返しです。また答弁の中で、業者が廃プラの内部摩擦角を調べる実験を行ったとの報告がありました。データは届いていないので取り寄せて研究します。これまで、実験はできないといい続けて、市もそれを追認してきたことのいい加減さがまた一つ明らかになりました。