お知らせ ご案内 &正一のブレークタイム 河田正一 : 10年10月12日
信州の旅⑤固液分離
I氏宅に東京から古くからの知人H氏が来ていました。彼は建築士ですが環境問題に取り組んで、世界で活躍している人です。また国内でも市民運動の顧問・役員をいくつもしています。彼が最近取り組んでいる国はバングラデシュです。劣悪な衛生状況の改善を目指して啓蒙活動をしています。そのひとつが便所の改良です。その方法として、大と小を分けて貯蔵するようにすると。大は半年でさらさらな状態となり、有機肥料と利用できるそうです。バングラデシュはイスラム圏なので、右手では不定なものを触らない習慣ですが、彼らが右手で平気で触れるようになるそうです。トイレは2箇所つくり、半年ごとに交互に使うことにより生活改善が進み、衛生環境が飛躍的によくなったとのことです。乳幼児の死亡率も飛躍的に下がっているとのことです。お金をかけなくてもできる国際貢献、ゼネコンの儲けにならないけど下水の処理をすることが出来る方式の普及により、人々を救う活動はすばらしいです。
外国を飛び回っている彼が持参したお酒はラオスの「ラオラオ」で米から作った蒸留酒45度のものです。沖縄の泡盛を飲んでいるのと同じ味がしました。