正一のブレークタイム 河田正一 : 10年05月6日
故郷訪ねて
認知症の義母が元気なうちに生れた家を見させてあげたいと、新見に出かけました。孫たちも連れて総勢6人で行きました。途中、絹掛の滝により不動明王の祠もお参りしました。孫は怖がって中に入りませんでした。丁度、この日はお祭りをしていて、線香を50円で買うと、線香以外にお餅やお菓子、紙風船などをくれて大変得をした気分です。昼食をJAあしん館で取りました。千屋牛のステーキ定食が安くて量も豊富でした。座敷に席を取ったのですが、義母は腹筋、背筋が弱く座ることができなくて苦労しました。座イスがあったら助かります。新見の生家につくと、跡取りの甥に向かって「あんた来とったん?」などわかっているのかどうか怪しい言動が続きましたが、向かいの同年代のおばあさんが来てくれると、不思議に名前を言えるのです。その後も、神郷の神代の旧友を尋ねて昨年末と年初に相次いで、ご主人と息子を亡くしたことにお悔やみを言いました。話し相手が必要と思い、義母と妻をその場に残して、孫たちを連れて鯉ヶ窪に行きました。池は1周するのに2.4Kmもあると書いてあったので、孫を抱いては無理と考え鯉の餌を買って与えて帰りました。鯉が餌に食らいつくさまはたくましく、生活力の旺盛さを感じました。我が家の鯉ののんびりした食べっぷりとはまったく違いました。
道の駅鯉ヶ窪で、この日せがまれて買ったボールで遊びをしました。「おじいちゃんバレーボールを教えて。」とねだられ、とりあえず、ボールをキャッチすることができるようになりました。
家に帰ってからも、ボール遊びにつきあわされて、昨日は一日中家族サービスの日でした。