正一と日本共産党 &正一の活動日記 河田正一 : 10年05月4日
農業シンポ開催
4月29日、日本共産党中国ブロック主催の農業シンポが岡山市で開かれました。会場は満席で、多くの農業関係者が集まりました。
パネリストは日本共産党農民・漁民局長で参議院議員の紙智子さん、農業団体の立場からJA岡山中央会農業振興部長山本隆志さん、生産者の立場から岡山市農業委員で認定農業生産法人・有限会社九幡商事代表の岡崎三千男さん、消費者の立場からひろしま生協専務理事横山弘成さん、コーディネーターは鳥取県委員会書記長の岩永尚之さんと多彩な顔ぶれでした。
民主党の個別所得補償が始まった中で、生産現場に大きな問題だ噴きだしています。①低すぎる補償水準、放置される米価の暴落。②転作作物への補助の削減。③輸入自由化と一体。④農業予算全体を削減し、比兆な予算を切り刻む。など政権には、日本の食料自給率向上、農業振興の取り組みが欠けています。
日本共産党は、農家が安心して、生産に励める施策こそ、農業再生の土台であるとして、4つの方針を提起しています。①価格保障を中心に所得補償を組み合わせる。当面、コメの価格を1俵18,000円保障。②輸入自由化・拡大に繁多し、「食料主権」を保障する貿易ルールをめざす。③新規就農者支援法の制定など担い手の確保・育成に国を挙げて取り組む。④農業予算を1兆円増額すれば、自給率50%を実現できる。との政策を示しています。