正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 河田正一 : 10年02月21日
政令市はなくなる?
ままかりフォーラムで開かれた「市民のつどい2010」に参加しました。分科会は今年初めての企画「市の行財政 人・物・金を考える」に出ました。職員の現場の声、日本で最初に行われた市民参加の「事業仕分け」の報告を受けての参加者の意見発表がありました。中区在住者が多く発言し、区役所RSKメディアコムが行革に反する無駄だ。職員は数が減って忙しいというが、8時30分に市民を受け入れる準備ができていない。図書館充実予算が交付税となり、本の充実に繋がっていない。など市民から意見が出ました。共同討論者の香川大村上博教授からは、政令市移行について興味ある発言がありました。
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人口要件70万人を満たすため広域合併をしてなった政令市は、旧来の政令市と異質なもので、横浜・名古屋・大阪は新大都市制度の検討を始めている。総務相も担当部局を作った。基礎自治体の区分の在り方が問われ始めている。政令市という区分もなくなるかもしれない。大規模合併による人口要件のためだけの政令市は、都市の機能を持たない町で名前だけの政令市だ。道州制が導入されると、横浜市などは独立した特別な都市州になることを考えている。無理に無理を重ねて、やっとなった政令市がなくなってしまうかもということを聞くと、そもそもなぜ合併させられたのかから改めて問いただしたくなりました。同分科会に参加していた元副市長は意見を司会から求められたが、ノーコメントでした。