正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 河田正一 : 10年02月8日
サウスヴィレッジ視察
岡山県が3月末でサウスヴィレッジを閉鎖することを決め、灘崎町の人たちの存続を要望する中で、岡山市が施設を受け取ると市長が表明しました。県は年約7000万円委託料として払っていました。同じような運営で岡山市が受け取ることはできないので、経済委員会で審議することにしました。現地を視察しました。100億円の建設費をかけた施設です。10haの広さがあるのでゆったりとした配置です。
午後から会議で、市がどのようにこの施設を活用するつもりか聞きましたが、具体性に欠け納得できる説明はありませんでした。当局の説明で明らかになったことは、指定管理者制度を内容し、年2000万円程度で管理委託するとのことです。
私は、施設に畜産が欠けている。地産地消と独自性発揮にはここでできた肉、牛乳、卵で作った料理、バーべキュウ、アイスクリームなどが必要ではないか。農高との連携の必要。市のコンセプトの必要を言いました。
基本方針が示されない中での審議はできないので、早急に市の方針を明らかにすること。県がなぜ失敗したかの総括をしっかりすること。県の委託料の算出根拠、市の2000万円の根拠を明らかにすることなどの注文をつけて次回に持ち越すことにしました。