正一と岡山市政、地域活動 &正一と日本共産党 河田正一 : 09年08月22日
大型事業見直し決まる・・・足守川パイプライン
8月18日、中国四国農政局長が、足守川パイプライインの取りやめも含めて見直すことを明らかにしました。昨年6月、足守川パイプラインを推進してきた興除地区農民と、反対してきた高松地区農民が一緒に、パイプラインに頼らなくて、興除に清水を送るにはどうするかを考える会をつくりました。裁判までして争った2つの組織を仲介したのは、日本共産党田畑賢治岡山市議です。会合を重ねて、岡山市経済局をも巻き込んで、研究会を続けてきました。事業推進派と反対派が共に研究会を作ったことが、農水省をも動かしました。それは、一度決めた大型プロジェクトは変えないという、国の事業のやり方を変更させることになったのです。残事業費190億円が無駄に使われなくてすみます。岡山市・倉敷市・総社市も負担金を払わなくて財政が助かることになります。下流の取水をどうするのかの具体的案も2案を研究会では示しています。私は、この会の事務局として最初からかかわってきました。議会の経済委員長としても、早急な工法変更を市と国に求めていきます。農水省の方針転換は、住民運動にとって画期的なことです。住民の願いを実現するため、現実政治を動かす日本共産党の真骨頂が示されたことになります。