正一と日本共産党 &正一の活動日記 河田正一 : 08年09月7日
政権投げ出しは無責任
福田首相が、辞任を表明し、安倍前首相と二代続いて政権を投げ出しました。自民党・公明党の政治が完全に行き詰っていることの表れです。「構造改革」の名の下に大企業の儲け優先、庶民の暮らしを痛めつけてきた政治の打開策を見出せない結果です。また、アメリカ言いなりに、アフガニスタンやイラクに自衛隊を派兵して、戦争に加担している政治が破綻しています。
マスコミを使っての、総裁選の茶番劇を演出していますが、誰がなってもまたすぐ政権を投げ出すのではと冷ややかに見ています。しかし、臨時国会で基本政策を論議することも無く、晋首相のご祝儀人気にあやかって解散総選挙をし、与党で過半数を確保しようとしていますがそれは許されません。原油や食料品の高騰、後期高齢者保険、消えた年金問題、若者を使い捨てにする派遣をどう改善するのか、海外での自衛隊派遣を続けていいのかなど、国民は知りたいことがたくさんあります。国会論戦で、明らかにした上で解散すべきです。