お知らせ ご案内 &正一と岡山市政、地域活動 &正一と日本共産党 河田正一 : 11年09月9日
議会の本分を捨て去る岡山市議会
今議会に議会改革に関する議員からの提案や、条例制定の動きがあります。6月議会で最大会派の政隆会(自民党)などが議員定数を52人から9減の43にする条例案を提案。継続審査となっていました。今議会の前から、早く結論をと責め立てました。連合町内会、婦人会や商工会議所などからの定数削減への要望があるからとの理由です。わが党以外は定数を46(6減)とすることでまとまるようです。
しかし、市民の多様な意見を議会で表明するには一定程度の議員は必要です。現在の人数でも十分市民の声を吸い上げるには多すぎるとは思いません。
今日は議会運営委員会で代表質問を今年11月議会では行わないことを決めました。
さらに、代表質問のある議会では個人質問の質問時間を30分から20分に短縮することをわが党以外の会派が強引に決めました。
議員が議会で発言するのは、議員の権利であり、市政に関することを問いただす場でもあります。議員が自らの権利を縮小、放棄することは議会制度を危うくすることです。議会の自殺行為です。
私は各会派へ時間短縮に反対するように働きかけをしてきました。議運の委員の多くも短縮は厳しすぎるという意見に傾きかけていましたが、磯野議員(公明党)三木副議長(新風会)の横槍で決められたようです。
議会で質問時間が少ないほうが議会改革に熱心ということであれば。6月議会、9月議会に1度も出てこない有井靖和議員や公選法違反で起訴されて出てこれない太田武正議員など、質問しない議員がすばらしい議員ということになります。こんな馬鹿げたことはありえません。質問時間を回復するためにこれからも努力します。