正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 河田正一 : 11年03月13日
角石谷を訪問―営農飲雑用水で聞き取り調査
3月12日(土)午後から美咲町との境にある岡山市北区建部町の角石谷地区に行きました。この地域には4か所の営農飲雑用水という農水省の補助事業でできた簡易水道(水道局は水道施設ではないといいますが)施設があります。一部は、私が提唱し中山間地域総合整備事業[御津・建部広域連携型]によりできました。
集落ごとに離れているため、水道をつなぐためには多大のお金がかかるということで、集落単位に施設をこしらえているわけです。1つの集落は20戸程度で、それぞれの集落で独立して施設を管理しています。かかった費用はすぐに使用料としてはね返るので、地元の人達の出役により成り立っています。しかし、どこの集落も高齢化し80歳以上が半数を占めるので管理が難しくなっています。そこで、なんとかしてほしいとの相談があったので出かけたというわけです。
小さな谷川を水源としているので、渇水期には水が不足する。青みどろが大量に発生するのでとても管理が大変だ。雨が降ると蛇口から濁った水がでる。などの意見を聞きました。現在は市の対応窓口は建部支所で行っているが、来年合併特例区がなくなるとどうなるだろうか。など様々な意見を聞きました。