正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 河田正一 : 11年03月12日
国保引き下げ財源確保を議員提案
3月11日2月定例議会最終日に、日本共産党岡山市議団5人が市民生活応援の政局的な提案をしました。
1つは、国保料を1人1万円引き下げるため、余っている土地開発基金を一時取り崩して17億円を国保特別会計に繰り入れるものです。
提案者を代表して私が提案理由を述べました。
4月から年金が月200円下がり福祉手当が軒並み下げられる中で、せめて月800円程度の生活支援をするため、黒字財政の中から応援しようという提案でした。しかし自民・公明そして民主党系の議員も歩調を合わせて反対し実現しませんでした。
2つ目は議員の報酬を議長は5万円、副議長・議員は4万円引き下げようという提案です。
3つ目は議員の政務調査費を月3.5万円引き下げる提案です。議員の報酬引き下げ、政務調査費引き下げ、議員の海外視察廃止と費用弁償廃止を続けることで1億円の財源が生まれます。これを活用して、岡山市を元気にするため住宅リフォーム助成制度などを創設し地元の中小零細業者の仕事を増やし景気を回復させようという効果のあることが実証されている提案でした。しかし残念なことに、自民・公明・民主はこぞって反対しました。
議員が自ら報酬を削っても市民の暮らしを応援することに反対したのです。選挙目当てに議会改革など口あたりのよいことを並べる議員はたくさんいます。しかし、それを実現するために、自分の収入を減らすとなるとさまざまな理由をつけて実施しません。今回も自・公・民は4月の選挙が終わってから新しい議員で検討をすることにしているからというのが理由です。本当にやる気があるなら今ここで一緒にやろうというのが筋ではないでしょうか。
「さあ跳べ、ここがロドスだ」