Daily Archive14年10月13日
お知らせ ご案内 &正一と岡山市政、地域活動 &正一の活動日記 &産廃処分場 河田正一 on 14年10月13日
大野いい川づくり
10月13日(月)、大野公会堂で第10回大野いい川づくりの会合がありました。私は当初参加予定がありませんでしたが、市民体育大会が台風で中止となったので、急きょ参加しました。
全国のいい川づくりの大会が先ごろ東京であり、「大野いい川づくり」が入賞したと報告がありました。また、旭川の環境保全に取り組んでいる5団体のうち3つが入賞し、グランプリに「旭川」が選ばれたそうです。
旭川源流の碑などの地道な活動と交流の広がりが受賞の原因となったのでしょう。おめでとうございます。
また、来年からの教科書に、旭川のことが20ページにわたり掲載されると聞きました。東京書籍の小学3・4年生の社会科の教科書です。多くの児童に「旭川」の素晴らしさを知ってもらえるといいです。
また、岡山市の教科書選定では是非この教科書を選定し、授業で使ってもらいたいものです。
お知らせ ご案内 &正一の活動日記 河田正一 on 14年10月13日
倉敷民商弾圧事件
I建設会社が脱税したことを理由に倉敷民主商工会の事務局員が相次いで逮捕され、長期にわたり留置・拘留されています。
やっと保釈された小原さんと須増さん
事の発端は2013年5月、I建設が脱税をしたとして、広島国税局が令状を持って倉敷民商と事務局員禰屋町子さん宅を捜索し164点もの書類を差押えしました。その後3日間禰屋さんは任意で取り調べされました。
禰屋さんは年に2~3回I建設と会うだけです。しかも押収された書類は、I建設と無関係のものが大多数です。今年1月21日、突然禰屋さんを逮捕。2月10日、法人税法違反(幇助)で起訴。逮捕時は共同正犯容疑でしたが、起訴は幇助に変わっています。
2月13日禰屋さんは税理士法違反で再逮捕、合わせて事務局長の小原敦さん、事務局員須増数悦さんも同容疑で逮捕。あれから6か月たって8月15日になりやっと小原さん須増さんを保釈しました。しかし、禰屋さんは9か月たった今も釈放されていません。
弁護団の則武弁護士
事件の本質は、民商に対する明らかな弾圧です。その理由は下記のとおりです。
①当局側から、税理士法違反の嫌疑や中止の警告は一度もなされていない。
②逮捕時期が、消費税増税前でかつ申告時期直前。
③昨年5月の捜索差し押さえは、I建設会社の法人税法違反を被疑事実とするものであったにもかかわらず、その差し押さえ物件はほとんどが脱税と無関係な倉敷民商の活動に関する資料。
④本犯であるI建設の代表者夫婦は在宅ですでに執行猶予判決確定。一方で、幇助したに過ぎない禰屋さんはいまだに拘束中。小原、須増の事務局員は先日保釈が認められたが、拘束期間は6か月を超える。
3人は完全黙秘で戦い、弾圧には屈しない姿勢を続けている。弁護団は8名で組織し、岡山での刑事事件としてはかつてない規模で弁護を続けています。
一刻も早い保釈をと願う禰屋さんの夫
勾留理由開示法廷で明らかになったことは、禰屋さんが老母の介護や自身の病気があるなど、勾留をすべきでない理由があるにもかかわらず、交流の必要性について、裁判所が吟味していないことが明らかになった。
裁判所は検察の言うとおりに動く組織であることを示している。倉敷民商のみならず、消費税増税に反対する組織に対する弾圧であり、今後この動きを広がらせないためにも、徹底して戦い、無罪を勝ち取ることが必要です。
そして、一行も早く禰屋さんを保釈させることが求められます。本犯は在宅で判決が下りているのに、逃走の恐れがない人を長期に拘束する『人質司法』の非民主制は許されません。