河田正一blog

６月２２日、特別に木下利玄生家が公開されたので見学しました。木下利玄は足守藩木下家の末裔で幕末に生まれた歌人です。生家はかつては陣屋とつながっていた離れの部分だそうです。しかし広さは建坪が１００坪もあり、大きな建物です。現在、土地建物の管理は岡山市公園課の所管となっています。
　ここには秀吉の辞世の句も残されていた

　何部屋もが続いている座敷

　もっとも立派な奥座敷

　五七の桐紋が入った襖

６月２２日、足守公民館で「足守の城と陣屋」の講演がありました。講師は岡山市文化財課長の乗岡実さんです。羽柴秀吉が備中高松所を水攻めにしたとき、一気に高松城を攻めたのではなく、毛利型の防衛線であった境目の城を攻略したのちに孤立させた高松城を攻めたことを知りました。この時に前線で戦があったのが足守で、毛利方織田方の城や砦がこの地に多く築かれたそうです。講演会場は６０人限定ということでしたが８０人以上が詰めかけ超満員でした。

陣屋跡

　足守陣屋が軍事上の備えをしていたことを表す曲がった水路

　陣屋と足守小学校の間の緑道

６月２２日、御津小学校でソフトボール、バレーボールの大会がありました。バレーボールでは今回は御津と建部のチームは４年生以下で編成のBチームも参加しました。初めての試合でしたが、御津Bチームは最初のセットを何と取ってしまいました。でも、結局は２対１のセットカウントで負けましたが、いい経験になったことでしょう。大会の優勝は建部チームでした。、

今年は頑張って袋かけをしていた枇杷の期に身がなり、雨が降り続くので収穫しました。庭の南東に植えた木が日当たりが良いので色づいていました。形が悪いですが、大振りで結構甘くおいしかったです。北側の木はまだ熟れていません。取った枇杷はこどもたちにとどけたので、のっこったのは２０個ほどです。でも今年は袋代ぐらいは回収できたかな。

自民党政調会長の高市早苗議員の｢福島第一原発で死んだ人はいない。｣の発言が多くの国民から非難を受けて、発言を撤回したとのことです。直接被爆での死者は出ていませんが、内部被爆などで今後どんな被害が出るのかも分かりません。そして、すでに農畜産業に携わってきた人の中には将来の見通しが立たなくなり、自殺した人もいます。１１年３月２４日、原発事故から２週間目に福島県須賀川市のキャベツ農家樽川久志さんは自宅裏の雑木林で首をつって自殺しました。福島県産キャベツなどの出荷制限を政府が指示した翌日でした。今年６月５日に、遺族や支援者の強い抗議を受け、東京電力が｢原発事故が原因｣と認め、和解金を支払うことになりました。
このほかにも畜産農家などの事例、高齢者が悲観の上で自殺など数多くの例があります。原発推進ありきの自民党の方針を推進する立場の高市発言は、現場の実態を見ようともしない暴言であり、議員として、党の幹部としては不適切な人です。

わが党の田中のぞみ議員は、待機児ゼロで話題を集めている横浜市を視察し、写真を掲示し株式会社による、高架下に詰め込まれて劣悪な条件での保育の実態を明らかにしました。他会派の議員も写真に基づく説得力ある説明に感心することが多かったです。しかし、当局の答弁は、当たり障りのないことを言って、岡山市の保留児解消への姿勢を示しませんでした。働きたい母親は本当に保育園が不足して困っているのです。市は早急な対応をするべきです。

わが党の東毅議員は自民党が総選挙で張り出したポスターを示し、TPP反対を掲げて当選した自民党が国民を裏切ることは許せないと訴え、農業を基幹産業にする岡山市として、国に対しTPP反対を言うべきだと迫りました。
自民党を隠すと、まるでわが党の政策と同じです。国民を欺いて掠め取った議席の上で自民党はTPP推進をしているのですから、これは詐欺行為といえるのではないでしょうか。今問題になっている安愚楽牧場と同類ではないでしょうか。もっとも、安愚楽牧場の広告塔となったのは現在民主党代表の海江田万里氏が経済評論家として推奨していたようですので、国民をだますのは自民党も、民主党も同類かもしれませんが。