5月23日、千葉県浦安市の流動化による被害状況を見に行きました。駅前のショッピングセンターと道路の間には新しいアスファルトが坂になって埋められ、歩道橋には1番下に新しい階段がつけ加わっていました。道路部分が沈み、基礎がしっかりしている建築物が浮いた結果になったのです。

 最下部の階段の追加が必要となった歩道橋   道路との段差が広がった

いたるところで、道路と家との落差を埋める応急的措置がなされていました。

 至る所道路と宅地に段差       道路は沈下したまま舗装復旧、マンホールは浮いた状態                            民家の間の段差

コンビニは傾き、営業をやめていました。

 液状化で基礎が不十分なため傾いたコンビニ

家や電柱は傾き、道路も凹凸があるので、30分も歩くと船酔いをした気分になりました。

 微妙に傾いている家       

                       傾いた電柱 

非常用貯水槽は浮き上がって使用不能です。これでは防災対策とはいえません。

   浮き上がった水槽のマンホールと仕切弁    

看板には、災害用飲用水兼用型耐震性貯水槽と書かれていました。

岡山市も高額な費用を使って、耐震性貯水槽を建設していますが、同じようなことが起こらないでしょうか。

海岸堤防もずれができています。河川の管理道路も被災。

 管理道の下も土砂が流れ出し、空洞ができた                    

海岸近くでも超高級マンションのあるところは被災が見つからなかった。