河田正一blog

5月9日（土）、さん太ホールで岡山弁護士会憲法記念集会がありました。客席は超満員で開演が遅れるほどの盛況でした。私たちも資料がもらえませんでした。

基調講演は、ジャーナリストの江川紹子さんです。最近起こった高崎山の猿の命名事件「シャーロット」を引き合いにして、自分の正義感を押し付ける社会への批判をしました。

憲法観については、個人の基本的人権がないがしろにされ、公益性を個人の上に置く風潮が強まり、『自由』よりも『安全』を求める傾向があることが話されました。

『安全』のためと称して、監視社会、盗聴やテロ対策を進めることを認める傾向が強まっていることが指摘されました。

第2部は、パネルデスカッションでコーディネーターは弁護士の三浦巧さん、パネリストは海渡雄一、平岡秀夫、江川紹子の皆さんです。

秘密保護法はすでに施行されています。まだ表立っての動きはありませんが、元ＣＩＡのスノーディン事件での米・英の対応に見られる動きが日本でも起こりえます。

2020年東京オリンピックを成功させるためとの理由で、通信傍受が安全確保に必要との理由で拡大されるであろう。

共謀罪は、外務省が、2000年の国連の「組織犯罪防止条約」を批准するために必要と強く主張。現在185か国が参加し、批准していないのは日・韓・コンゴ・イランの4か国のみだから批准しろと強く要求しています。

批准は、『共謀罪』を制定しなくてもできるし、多くの国では『共謀罪』を定めていません。『共謀罪』は、元々、マフィアなどの経済犯罪を取り締まるための法律だったのが、テロ対策や『安全』のために必要という論調に変わった。

そして、長期刑4年以上の懲役となる犯罪に適用させるといわれており、窃盗事件でも適用が検討されています。団体・組織でなされた犯罪の謀議とされているため、何にでも適用される恐れがあります。2人以上集まれば組織と見なされるからです。

沖縄の辺野古基地反対闘争などは、まさしく共謀罪に該当することになります。共謀罪では証拠がなくて、罪をつくることが難しいので、今後、通信傍受法を共謀罪にも適用させて、会話や通信記録を証拠にするであろうことも考えられます。

既に、イタリアでは警察が個人のＰＣにウイルスを送り、カメラ機能やスカイプなどを傍受することを行っているそうです。

集団的自衛権行使の戦争立法を表で作り、国民を監視下に置くための、戦前の「治安維持法」と同じ役割を負わすのが、共謀罪・通信傍受法・特定秘密保護法です。さらに、マイナンバー制度によりすべての情報を権力や情報会社に握られてしまいます。

思想統制のために、教育が政府や首長により規制され、教科書や副読本への統制が強められています。マスメディアも自民党からの圧力やトップの安倍首相べったりの中で、委縮してしまっています。こんな国にさせてよいのかをみんなに問いかけたい気持ちでいっぱいです。

５月３日は憲法記念日です。安倍首相が憲法を勝手に解釈改憲し、海外で戦争する国づくりに暴走している時だからこそ、戦争する国づくりをやめさせるために、行動をしなければなりません。

三木記念ホールで開かれた集会には、岡山合唱団の歌

、詩人会議の詩の朗読、中富公一さんの講演「憲法を生かす〜いじめ問題克服に向けて〜」、

沢知恵さんのピアノ弾き語りがありました。

４月２６日（日）８時３０分から、御津中学校と隣のグラウンドゴルフ場を会場に、「第５回御津玉松杯グラウンドゴルフ交歓大会」がありました。

参加者は５１９人と多く、最高齢の方は、大正１２年生まれの人でした。

いつまでも元気にスポーツができる世の中であればよいと思います。

きな臭い戦争する国づくりが進んでいるので、そのこともあいさつの中で触れました。

４月２１日８日）、長崎県平戸市に行きました。相談相手のトラブルで先方と会うためです。

朝６時32分金川発で出発し、帰ったのは２３時４９分金川着の終列車でした。

日帰りなので十分な仕事はできませんでしたが、必要な対策は進んだのではないかと思います。

行き帰りの時間は、久しぶりに小説を読んでリフレッシュすることができました。

平戸大橋を背景に

平戸の港の一部でしょうか

平戸城の石垣がすぐそこにあります。

教会が向かいの山にありました

4月15日（水）第70回岡山市連合婦人会総会が市民会館で開かれました。

各来賓はあいさつの中で、「女性の活躍」、「女性が輝くまち」を強調していました。

しかし現実は、岡山市議会の中で女性議員が7人から5人へと減りました。自民党・無所属の会が2人から0人になったからです。

わが日本共産党市議団は、5人中2人が女性で、最も女性の比率が高い会派です。

また、岡山県議団は3人中2人が女性ですので半数以上を女性が占めています。

全国の女性議員の数でも、日本共産党が最も多いく女性で占めています。

いくら口先で女性の進出を応援していますといっても、実態が伴わないのでは困ります。

日本共産党は、幹部も女性が多いです。岡山県委員長、岡山地区委員長はともに女性です。

４月１４日、当選証書付与式が市役所でありました。

新人議員とは大部分、初めて顔合わせしました。

日本共産党岡山市議団は、獲得議席数は前回と同じですが、定数が減ったので議席占有率は１０．９%へと延びて存在感は増すことになります・

県議の森脇ひさきさん市議の田中のぞみ、河田正一がスクラムを組んで岡山市北区の住民要求に対応します。